年賀状&暑中見舞いDM of 広告写真家 佐藤信次

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98年 年賀状

フリーランスになってから始めたこのシリーズの最初の作品です。
当時の家庭用デジタルカメラを使い撮影しました。
私がパソコンでデジタル処理をする時間やグラビアを視ている暇を考えると、
充分に年賀状を元日に出せるはずなのに、あえて日を遅らせるのを前提に企画しました。

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98年 暑中見舞い

女性以外が全て私が出演していており、切抜くのに手こずってしまい・・・
本当に遅れてしまったので、急遽コピーを考え直しての郵送となりました。

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99年 年賀状

街角でよく見る空回りをしている若手立候補者ポスターの感じで演出してみました。

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99年 暑中見舞い

子供の頃からドキドキしながら待ちに待ったノストラダムスの大予言に
合わせて、写真関係者が沈んで行く中、私だけが方舟に乗って
生き延びるという作品です。葉書には余白の部分に「7の月 方舟にて」と
スナップ写真の様にしています。

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2000年 年賀状

デジタル化への波が本格的になってきた時代背景の中で、あえて逆行する
テーマで創りました。
アナログを通り越してエロ本をネタに念写をしている様子を表してみました。

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2000年 暑中見舞い

彼は素面でも酔って笑っている様な笑顔をするので、不景気の
長いトンネルの中でせめて気分からでもと思い、シンプルなものにしました。

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01年 年賀状

21世紀に入り、新しい時代へと思いを込めた感じを自らがたんぽぽに
似せたアフロヘアーにし、実際にその髪の毛をまばらに切り取りとった綿毛に
喜怒哀楽の種をのせて飛ばしてみました。
陰暦に出したのは、太陽暦と陰暦共に21世紀になってからにしようという
思いでした。

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02年 暑中見舞い

たまたま辞書を見ていて「魅」の意味合いが私にしっくりきていたので、
「魅」をテーマにして創ってみました。

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02年 年賀状

正月といえば正月映画だ!と、単純な発想から始まったこの作品は
ありがちなキャスト(全て私)を並べて、この一枚を見ただけで
各々が勝手にストーリーが浮かぶ様に製作致しました。

02夏プリント作品.jpg

02年 暑中見舞い

これに関しては掲載したくない程の間に合わせの駄作です。
正直企画していた作品のキャストがどうしても揃わなかったので
こんな感じになっちゃいました・・・。

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03年 年賀状

前回の失態を取り返そうというのと20代最後の年賀というわけで、
もともとはこの一枚だけの企画だったのですが、4面のダブロイド版に
してみました。新聞作りは思っていたよりも大変で苦しみました。
この写真は第4面目に謹賀新年と共に載せて、下部に
「そんなあなたの味方です」と書いています。

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03年 暑中見舞い

バブル崩壊後の景気低迷期も底をつきつつあり、光が見えつつある時期
だったので夏の暑さと景気も踏ん張りどころというのを身体で表現しよう
という事でこの本物の便器を持って踏ん張ってもらいました。
看板は一年間雨ざらしにして風合を出しました。因に本番撮影は
一回きりの撮影で連写の6枚切ったところで便器の重さに耐えきれずに
落として割れてしまいました(苦笑)
それぐらい限界でないとリアリティーは出ないという理由で本物にしました。

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04年 年賀状

私が30才を迎え、団塊の世代との世代交代をテーマに「子連れ狼」で
表現しました。大吾郎が成長して一戦から退いた団塊の世代を後押し
しながら一戦で戦いますというメッセージがあります。
よく見るとチャンはアナログのカメラで、大吾郎はデジカメを持っています。
今回も自らが大吾郎カットになって出演しています。
この撮影に関する話題はいっぱいありすぎて長くなるので省略します。

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04年 暑中見舞い

この夏にアテネでオリンピックが行われるというわけで古代オリンピックの
様に裸で撮影しました。デジタル化が本格的になっていましたが、
その行き着く先には案外アナログがあるのではないか?その思いから
オリンピックがギリシャに帰って来たのを期に「先にある原点へ。」として
月桂樹を自分で作り、写真では絶対に判らないのにシングル盤のレコード
(夏木マリの『それからどうするの』)を円盤に見立てて写真の原型に近い
ピンホールカメラで撮影しました。

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05年 年賀状

景気もだいぶん良くなり、写真左側にある産業再生機構も必要なくなって
良い風が吹いて来ているのを「風が吹けば桶屋が儲かる」に掛けて、
私が儲かるって感じで創ってみました。
ここで以前のキャラとリンクしているのをお気づきだろうか?
着物姿の女性の後ろに03年の年賀状に出演していた
首の回らない家族が出演しています。

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05年 暑中見舞い

この夏に私が結婚する報告を兼ねた暑中見舞いとなりました。
この俵は年貢を収める意味で実際に担いでプロポーズした米俵です。
便器の時も踏ん張ってもらいましたが、今回も踏ん張ってもらいました。

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06年 年賀状

座敷童を見ると成功するという言い伝えがあるのでやってみました。
コピーに関してはどうも良いフレーズが思い浮かばず・・・
ハナテン中古車センターのフレーズをまんまパクっちゃいました。

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06年 暑中見舞い

暑い暑い夏の最中に、より一層熱くなれば涼しく感じるのではないか?
から発想した作品です。男性ならではの細かい所(カビ取り)に燃えて
いる様子を表現しています。

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07年 年賀状

清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持で私の腕に任せてみませんか?
というのをカラオケの画面で表現してみました。
因に写真の腕と4×5のカメラをフリーハンドで撮影する腕っ節とも
掛けています。

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07年 暑中見舞い

当時の首相が阿部総理でして、お決まりのフレーズで「美しい日本」と
「再チャレンジ」があり、時同じくして私も離婚していたのが重なり、
自宅前で『嫁募集』の張り紙をし、当の本人は知人の2次会で頂いた
「しんや&あすか」という寝巻にしかならないTシャツを着て「嫁・・・
来んな〜」とつぶやきながら「再チャレンジ」を誓ったのでした。

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08年 年賀状

この時代背景には中国で段ボールが入った肉まんが問題になっており、
それを皮肉った感じで作ってみました。
焼印は実際に制作した印を押しています。

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08年 暑中見舞い

あれっ!?と思われるのも無理はありません。
微妙に計算が合いませんよね?
ともかく息子が出来た報告を兼ねた作品としました。
普通の報告では面白くないので、あえてリアリティーのあるポラロイドでの
撮影で子作り直後の雰囲気を出して、かわいい子供とのギャプを出しました。

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09年 年賀状

書いてある通りフリーランスになって12年の節目や年男というのが重なり、
たまたま免許証の更新があったので、一発勝負で撮影致しました。

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09年 暑中見舞い

大阪を象徴する通天閣。大阪を見守る通天閣。
そして大阪には私が居ます。
よく見ると『日立』のところが『佐藤』になっていますよ。

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10年 年賀状

はっきり言って悪ふざけです。
私が本来出演するべきなのですが、少しひねらせてもらいました。

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10年 暑中見舞い

長いデフレ状態が続いていますが、それでも良いモノは売れる。
時代的にはプチプレミアムがヒットしていたので、私とをリンク
させてみました。
画全体的にはデフレとデブフレンド/鳩山政権から管政権への
変換/管(BOSS)/になっています。
鳩を集めて缶を放り投げて撮影しましたが、結局チャンスは1回
だけでした。1度驚いた鳩は再び戻ってはくれませんでした。

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11年 年賀状

#9には様々な理由があります。
昨今は実際に起っていない事実がデジタル処理やCGによって
簡単に操作されており、真実は別として写真としての面白味に
欠けるのではないか?『そこにリアルはあるか?』
はっきり言ってこんな海パンで初詣に来る人は大阪といえどもありません。
自己満足かもしれないが、デジタル合成やCGでの意図的創作で
これを創ってもな~んにも面白くない。
同じ意図的にしても実際に行う事で、そこに居合わせた何も知らない人達の
リアルなリアクションが+αとして予期出来ない面白さがあると思います。
では、何故海パン姿なのか?
写真の中の説明の通り、すみよっさんは海の神さんです。
すみよっさんも例外無く多岐に渡ってご利益が有ります的な事を
掲げてはいるが、蕎麦屋のおやっさんに「おすすめは?」と聞くと
「全~部だよ!」みたいな感じとニュアンスは同じだ。
しかし、み~んな周りの人が親子丼を食べていても本来蕎麦屋なんだから
1人だけ蕎麦を食べていても何ら滑稽ではない筈。
かといって親子丼が美味しいからとかではなく、
偶々皆が親子丼を食しているのでなんとなく注文してしまっている。
さて、どちらが奇だろうか?
まぁ、海パン姿というのはビジュアル的に
見せたかっただけの話なんですが(苦笑)
流される事を否定はしませんが、
たまには本質を見直しても良いのではないでしょうか?

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11年 暑中見舞い

パソコンの画面を通して私と息子が糸電話で会話をしている状況にしました。
私は美女達とパーティーで盛り上がっている最中に息子へ糸電話、息子はと
いうと幼いながらも彼女を連れて夕刻の海辺で父の連絡にウザッたそうに
耳を遠ざける。
彼女はそんな息子をなだめる。
とまぁ、親子揃って似た者同士と見た目はそんな感じでありますが、
正味これはDMであるので、私とお知り合いの方々に対して
「つながっていますか?」という意味があります。
今回はシンプルに制作しました。

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12年 年賀状

この年の年賀状は出産が年末に押し迫り、キャスト待ちの状態でありました。
毎度の事ながら実際には見えないであろう部分にも仕込みを施しております。
このTV画面の制作にあたり、壁紙・似顔絵・記者会見セッティングを
用意し、マイクにはそれぞれにBBQ(BBC)・TNP(低燃費)・SBN(そ
んな馬鹿な)MHK(NHK)・SDJ(サンデージャポン)・アルジャジーラ
(カタカナ)をそれぞれに貼っております。
セルフタイマーで会見を撮影した画像をTV画面風にテロップを入れ、
PC画面に表示された画像をマウスで大きく拡大してTV特有の荒さを演出。
HDMIケーブルでTVに表示させてから初めて演者(家族)の出番です。
一応似顔絵があるもののギリギリ顔が判る範囲で出演している。勿論
わざと似せていない。記者の言い間違いで「三回目」というのは、
三回目の結婚は?のブラックジョークです。
シチュエーションとしては、私が生中継の記者会見で今年の抱負を熱く
語っているところを家で家族が観ている。しかし、本来の主役である次男や
母親は記者会見場とはかなりの温度差があり、その差を明暗で表現している。
そして答弁が下ネタ絡みなので、呆気にとられている様子なのである。
リアルな中継だと、答弁のテロップは出る筈が無いのですが、何ぶん音声が
無いので仕方なく書いちゃいました。

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12年 暑中見舞い

日本の夏と言えば『お化け屋敷』というわけでお化け屋敷の幽霊うを
フューチャーしてみました。基本的に幽霊には脚がない筈なのにあえて脚を
メインに魅せる矛盾に加え、スマートフォンの写真にはお化け屋敷での
仲間との仕事上がりのスナップ映像がある。自宅に帰り、薄暮の縁側で
その映像を見終わって「あ〜疲れた...。」的な気怠さの中に艶を感じる
写真にしているが、よく見るとシュールな内容となっています。

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13年 年賀状

今回は2012年の年末にマヤ暦の週末説があった事から自身の暦とをリンク
させ心機一転真っ白な気持で頑張るといったメッセージになっています。
本来であれば冬の白良浜は誰も足を踏み入れず綺麗な風紋があるのですが、
近年のイルミネーションブームにより白良浜でもイルミネーションが行われて
いたので足跡だらけだったのが悔やまれる・・・。
干支は蛇なのに何で馬なのか?白蛇に乗るのは非現実的で干支を使わない様に
してきたのもあり、やはり白馬にしました。
足元のサンダルもソールにこだわっています。もちろん新聞紙で制作して
学芸会レベルにしてチープさを演出。実際に風は無かったが、右手で
タイミングを合わせて捲り上げています。

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13年 暑中見舞い

この年の7月21日に参院選挙が行われるとの事で、単純に参院選挙に掛けてみましたが、よくよく見ると私の立ち位置は優先座席に居ます関西より東には馴染みの無い山陰線ですが、この状況では上り線に立っていて、上りにしかなりません。
選ぶのは貴方ですが、投票する事により上昇する事を約束する事を表しています。
オマケではありますが、彼の面立ちが馬面なので馬堀です。

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14年 年賀状

この年は自身の厄年と千両役者を掛けておこなった洒落ではありますが、厄除けに用いられる赤を取り入れて隈取りメイクをした。
屋号は撮りたがり屋とし、自分自身が出来る限りの見栄を切って厄年を当たり年にする思いを表現した。

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14年 暑中見舞い

流し素麺を体験された方はご存知だろうとは思いますが、必ず最終の合図に梅の素麺を一本混ぜた玉が流れます。
その一本の赤い素麺をピンポイントでつまみ、クライアントとの赤い糸での繋がりの意を込めています。
例えチープな流し素麺セットの様な状況であっても変わらず真剣にクライアントと向き合う覚悟が表現されています。

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15年 年賀状

やっとこさ念願のバカボンのパパのエンディングで歌われる41歳の春になり、あの哀愁溢れる曲の雰囲気を私なりに演出してみました。
撮影は消費期限切れのモノクロフィルムを使用。

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